Frail
フレイル予防
私たち「木もれび」の取り組み
皆さまは「フレイル(虚弱)」という言葉をご存じでしょうか?これは、病気ではないのですが、何らかの原因により、年齢を重ねる中で、体や心の働きが少しずつ衰えてきた状態を指します。
フレイルには、
次のような
サインがあります
- 歩行速度の低下やつまずきやすさ(運動機能の低下)
- 物忘れや集中力の低下(認知機能の低下)
- 食欲不振や体重減少(栄養状態の悪化)
- 外出や人との交流の減少(活動意欲の低下)
- 食事中のむせや会話のしづらさ(口腔機能の低下)
これらのサインは人それぞれですが、一つが崩れると他の機能にも連鎖的に影響が及びます。 まだ介護が必要な状態ではないけれど、このまま何もしなければ、ゆっくりと日常生活に支障をきたす状態に近づいてしまう……それが、フレイルの怖さです。だからこそ、「まだ大丈夫」ではなく、「今こそ対策を」。早めに気づき、早めに取り組むことが大切です。
「自分らしい暮らしを続けるための力」を
届けたい
私たち「木もれび」では、年齢を重ねてもなお、自分らしく・健やかに・心豊かに暮らし続けるために、介護福祉士・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・柔道整復師・管理栄養士などの多職種が連携し、利用者さんの健康を支え、生活に活力・ここちよさ・そして役割を見出す場を提供しています。
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健やかな毎日のための
健康管理日々の体調の小さな変化に気づくことが、健康を守る第一歩。定期的な血圧・体重のチェックに加え、生活習慣の見直しや予防的なアドバイスも行い、「元気な時間をできるだけ長く」保てるようサポートします。 -
体を動かしやすく、
動ける毎日へ筋力・柔軟性・バランス感覚を養う運動を、日常生活に即した形でご提供。「転ばない身体」「自分 でできる暮らし」を目指し、笑顔で続けられる運動の時間を大切にしています。 -
身体の中から整える、
栄養と食のサポート「健康は食から」。加齢に伴って変化する栄養バランスに配慮した、心と体にやさしいお食事を提供。お一人おひとりに合った食事内容で、「おいしく食べること」を通じて元気を内側から支えます。 -
いつまでも“話す・食べる”を
楽しむために口腔体操や発声練習、嚥下訓練などを通じて、会話と食事をより快適に。「話す力」「飲み込む力」を保ち、日々のコミュニケーションと食事の楽しみを支えます。 -
脳を活性化させる、
いきいきとした時間脳の働きを保つには、日々の「楽しい刺激」が不可欠。ゲームや会話、創作などを通じて、記憶・集中・思考を自然に使う時間をご提供しています。 -
人とつながり、
笑顔が生まれる居場所づくり趣味や好奇心に応じた活動(囲碁・将棋・カラオケ・料理など)を通じて、地域や仲間とつながる場所をご用意。「ここが自分の居場所」と感じられる時間を大切にしています。 -
“わたし”としての
役割を大切に「誰かの役に立っている」「自分の得意を活かせている」と感じられる毎日は、生きる力につながります。経験や知識を活かして、ご自身らしい役割や生きがいを再発見するお手伝いをしています。
「まだ介護は必要ないけれど、少し不安を感じ始めた」「元気なうちに、できることを始めたい」そんな皆さまへ。私たちは、皆さまとの“縁”を大切にし、そのつながりを力に変えていきます。一人ひとりの想いを共有し、一緒に、これからの人生をより豊かにする“挑戦”を始めましょう。自分らしく輝き続けられるように——。私たち「木もれび」は、全力で皆さまをサポートいたします。どうぞ、お気軽にご相談ください。